はいどうもこんにちわ。ぼくです。
今回の記事ではⅩⅢ機関(13きかん)のメンバーについて紹介していきたいと思います。
13機関といえば、『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ(C・O・M)』で初登場した13人の※『ノーバディ』から成り立つ組織です。
13人のノーバディは『COM』や『358/2(スリー・ファイブ・エイトデイズ・オーバーツー)』などに登場し、その立場や人柄などもしっかり描写されているんですけど、正直なとこ『COM』と『358/2』の存在が空気すぎて
13機関のメンバーの存在も空気みたいになってるんですよね。
その証拠に続々と公開されているキングダムハーツⅢのトレーラーにも機関のメンバーがちょこちょこ登場してますが、
youtubeの『KHⅢの新作トレーラーを見た海外の人の反応』みたいな動画で、トレーラーにマールーシャ登場してるのに
(。´・ω・)?
みたいな顔してる人がいるんですよね。
ていうかマールーシャって
『COM』のラスボスだからね?
すごい有名なやつだよ?
まぁそれもこれも『COM』『358/2』二作品が残念なほどに空気過ぎるせいですよ。
※ちなみに 『COM』と『358/2』はマンガで読めるよ!
漫画版キングダムハーツ。KH3発売前にストーリーをおさらいしよーぜ!
『COM』は『Re:チェインオブメモリーズ』として後にリメイクされてゲームとしてプレイ出来るから良いとして、『358/2』とか
もはや謎の映像作品になってるし。
ホントもったいない。すごく面白いのに。
『358/2』はニンテンドーDSだったのでグラフィックは微妙だったけど、ゲームシステムとかは新しい感じで面白かった。
(システム的な事はこの記事の358/2のとこに書いてあります)
13機関のメンバーとコミュニケーションも取れるから、キャラの特徴とか性格とかよくわかったし、何より
エンディングがやばすぎてめっちゃ泣いた。
とりあえずHDリメイクしてほしい。ぜひとも。
とまあそんな感じで、上で書いた二作品が空気すぎて『キャラがわかりづらい』ので解説を書くことにしました。
「メンバーとか全員知ってるし顔と名前も完全一致してるぜ!!!」っていう人には全くプラスにならない記事です。
「ひゃああああああマールーシャってだれだあああああぁぁぁ」って人は続きをどうぞ。
※予備知識『ノーバディ』と『ハートレス』
初代キングダムハーツから最も多くシリーズに登場する敵であり、人があまりにも多くの闇を心に抱え、完全に闇に染まってしまうと心は肉体を離れ、『ハートレス』となってしまいます。
『ハートレス』は闇に堕ちてしまった心の慣れの果て、いわば『人の悪しき心』そのものです。
それに対し、『ノーバディ』は少し特殊な存在です。
通常では人が闇に堕ち、ハートレスと化してしまう時には本来「肉体」と「魂」は消滅してしまいます。
しかしごく稀に強い思いや心を持っているものがハートレス化した場合、消滅するはずの「肉体」と「魂」が別の世界で生まれ変わることがあります。
この『心』を失った「肉体」と「魂」だけの存在が『ノーバディ』です。
ⅩⅢ機関メンバー紹介
ⅩⅢ機関のメンバーである『ノーバディ』たちは基本的に元・人間です。
もともと強い心、強い意志を持ってたものが生まれ変わった存在なので、前世の記憶を持っているものが多く存在します。
ちなみに彼らの名前は、人間だった時の名前に異端・未知などの意味合いの『X』を足して並べ替えたものを新たな名前として使っています。
※極力ネタバレは抑えますが、キャラ紹介には多少のネタバレが含まれています。ご了承ください。
No.1 ゼムナス (Xemnas)
無の力と絶対的な権力を誇る
ⅩⅢ機関の謎多き
『狭間の指導者』
ⅩⅢ機関のリーダーを務める謎多き男。
その正体はキングダムハーツBbS(バース・バイ・スリープ)に登場する『マスターゼアノート』の『ノーバディ』。
ちなみにキングダムハーツⅡのラスボスです。
目的は「心」の無い「肉体」と「魂」だけのノーバディを『完全体』にするため、『キングダムハーツ』を手に入れようとしている。
キングダムハーツ完成のための手段は、ハートレスを倒し、その「ハート(心)」を手に入れる事。
そのために『ロクサス』と『シオン』というキーブレード使いを利用している。
基本的にリーダーなので、指示を出したりするくらいで自分が戦闘に参加することはほとんどない。
戦闘時には『エアリアルブレード』と呼ばれるビーム状のブレードを手のひらから出力し、ライトセイバーのようにして二刀流で戦う。
ちなみにこのビームは複数を同時に出力することができ、自在に飛ばすことも出来るため、遠距離攻撃としても使用される。
『358/2』ではイベントシーンに登場するくらいで、一緒に戦うことはできなかった気がする。残念。
No.2 シグバール (Xigbar)
情報に長けた機関の初期メンバー
空間を自由に渡る
『魔弾の射手』
「~って話だ」が口癖の機関のナンバー2。
主に新たな機関メンバーのスカウトや独自に情報収集などを行っている。
外の事だけではなく機関の内部事情にも詳しいため、機関の中でも強い発言力を持っている。
戦闘時には『ガンアロー』と呼ばれる光の玉を高速で飛ばす武器を両手に持ち戦う。
ガンアローはスナイパーライフルのような形状にも変形し、目標を遠距離から狙い撃つことが出来る。
シオンやロクサスのことを「ぷーちゃん」や「子猫ちゃん」などとからかい半分で呼んだり、機関のメンバー名をしっかり覚えてなかったりと、その性格はどこかつかめない飄々とした性格の持ち主。
No.3 ザルディン (Xaldin)
武人であり策士の初期メンバー
吹き荒れる風を従える
『旋風の六槍』
三国志に登場する武人のような雰囲気のノーバディ。
一見するといかにも『曲がったことが大嫌いな真面目な性格の武人』のように見えるが、実際は
『人の心に付け入るような話術を得意とし、それによって人々を扇動する。』
というような『策士』としての一面もある。
槍術の達人で戦闘力が非常に高く、右手に二本、左手に一本、そして残りの3本を自身が発生させた竜巻で制御し、6本の槍を巧みに扱い戦う。
実際にゲーム中でボスキャラとして戦う時もかなり強い。
開発者側も「強ボス」として設定しているみたいで、戦闘中に「王様」が助けてくれるという救済措置もとられている。
No.4 ヴィクセン (Vexen)
優秀な科学者であり初期メンバー
氷の力を支配する
『いてつく学究』
優秀な科学者ではあるが自分の頭の良さを鼻にかけて、自分より知能の劣る人間を見下す。
話し方や表情が若干狂った感じで、いかにもマッドサイエンティストみたいな雰囲気のノーバディ。
キーブレード使いのコピーを作り出す『レプリカ計画』の中心的人物である
彼自身は13機関のために日夜研究しているため、戦闘はあまり得意ではない。
戦闘時は大きな氷属性のシールドの裏側から相手を観察し、即座に分析。
そして相手の弱点を突いて攻撃するという、いかにも科学者らしい戦い方をする。
No.5 レクセウス (Lexaeus)
怪力を持つ無口な初期メンバー
土の力を自在に振るう
『静かなる豪傑』
名前や雰囲気的に、古代ローマ帝国の戦士を彷彿とさせる。
アックスソードという巨大な斧のような剣のような鉄の塊を、片手で軽々と振るう怪力の持ち主で、寡黙な性格で無口なノーバディ。
GBA版「COM」のリクパートで登場したが、動きが遅く攻撃方法も単純だったうえに、このキャラの設定自体が無口な為、あまり印象に残っていないキャラクター。
しかし、『RE:COM』ではグラフィックのエフェクトや攻撃範囲の調整も入り一気に強敵の座に上り詰めた。
No.6 ゼクシオン (Zexion)
知性と非情さを秘めた初期メンバー
影を幻術として操る
『影歩む策士』
忘却の城に『ヴィクセン』『レクセウス』と共に配属されていた。
マールーシャの陰謀に気づき、脅威を感じて対策を打つなど、機関のメンバーの中ではめずらしく善人キャラ。
『レキシコン』という本を片手に、幻術を用い相手を翻弄する。
戦闘中も本の中に相手を引きずり込み、異空間の中で戦う等、ほかのメンバーとは異なり、少し特殊である。
機関メンバーの中でロクサスに次いで『ノーバディ』となった年齢が若い。
その為か「358/2」ではロクサスに色々教えたりと、何かと世話を焼く良いお兄さん的存在だった。
声優が石田彰さんなので、やたらイケボのキャラに仕上がっています。
No.7 サイクス (Saix)
心に執着する冷淡な機関の副官
月光を浴び凶暴化する
『月に舞う魔人』
初期メンバーでは無いにもかかわらず、機関の副官を務めている。
13機関のメンバーの中でも群を抜いて感情が希薄。
その表情はほとんど変わらない。
その為かノーバディが持たない『心』に対し手の執着心が非常に強く、その『心』を強く求める姿勢は最期の時まで変わることはなかった。
戦闘時には『クレイモア』と呼ばれる特殊な形状の刀を逆手に持ち戦う。
戦闘中に月の光を浴びると『バーサク』状態となり狂暴化。高速移動しながら攻撃を繰り出す。
機関のNo8であるアクセルとは人間だったころの親友同士であり、ノーバディになった今でも彼とのつながりは消えることはない。
No.8 アクセル (Axel)
自らの思惑を優先させる暗殺者
自在に炎を操る
『おどる火の風』
単独行動が多く、自らの意志と思惑を優先して行動する機関のナンバー8。
「記憶したか?」が口癖。
『チャクラム』という特徴のある形の手裏剣のような武器と炎を体にまとい、敵を攻撃する。
いつもふざけたような、おどけたような感じの受け答えで掴みどころのない人柄だが、その性格は狡猾で、目的のためには仲間もためらうことなく消す、手段を選ばない男である。
その反面、ロクサスやシオンが窮地に陥った時には助けに行くなど、情に厚い一面もある。
ロクサスとは、彼がノーバディとして生まれ落ちた日に世話係に任命された事がきっかけで親友になる。
それ以降、ロクサス、シオンとともに夕暮れのトワイライトタウンの時計塔の上で「シーソルトアイス」を食べるのが彼の密かな楽しみとなっている。
人間だった頃の親友である『サイクス』を機関のNo.1にするため力を貸すが、ロスサスと親友になったことがきっかけでサイクスとは疎遠になってしまった。
ノーバディという存在のアクセル。
彼自身は気づいていないが、実は彼の中には『光』が宿っている。
No.9 デミックス (Demyx)
軽いノリでシタールを奏でる
水を演奏で操る
『夜想の調べ』
テンションが高く、ちょっとおバカな機関のNo9。
戦闘中は『シタール』という弦楽器を奏でて水を操り敵を攻撃する。
その攻撃方法はまるでライブ会場で演奏するギタリストのような感じなので、本人は大まじめでやってるのにちょっと笑えます。
性格はやや子供っぽい感じで、いきなりビビったり、逃げたり、すぐ騙されたり、急にキレたりします。
ちょっと頭の弱い子みたいな感じですがいい奴なので、どこか憎めないキャラクターです。
No.10 ルクソード(Luxord)
賭けとしていかなる勝負も悠然と楽しむ
時を制御する
『運命を賭す者』
カードやサイコロなど戦闘においても『ギャンブル』の要素を取り入れる、ゲーム好きのノーバディ。
見た目通り他の機関のメンバーより落ち着きがあり、ダンディなおじさんっぽい雰囲気を醸し出している。
若くしてノーバディとなったロクサスを気にかけており、落ち込んでいるロクサスを励ましたり、一緒にゲームをしようと誘ったりする。
『358/2』でも共に行動することが多く、アクセル、シオンがロクサスの『親友』であるなら、ルクソードは『保護者』のような雰囲気である。
KHⅡでは『ソラ』に『ロクサス』の面影を感じでおり、最後までソラのことを「ロクサス」と呼んだ。
No.11 マールーシャ (Marluxia)
野望を秘めた策略家
美しき花を宿す大鎌を振る
『優雅なる凶刃』
デスサイズを振るう機関のナンバー11。
容姿端麗であり立ち振舞も優雅だが、その性格は非情で冷徹。そして心の内には大いなる野望を秘めている。
戦闘時には『サイズ』と呼ばれる大鎌を振るい戦う。
その大鎌からは大量の花びらが舞い散り、敵を寸断し死に至らしめる。
機関の新入りではあるが戦闘力が非常に高く、忘却の城の管理を任されている。
管理を任されている忘却の城で『ラクシーヌ』『アクセル』と組み、『ソラ』を手に入れ機関を我が物にしようと機会を伺っている。
『COM』のラスボスである。
No.12 ラクシーヌ (Larxene)
短期で残忍な機関の紅一点
電撃とナイフを放つ
『非情の妖姫』
『シオン』を除く13機関のメンバーの中では、唯一の女性。
美しい見た目とは裏腹に、その性格はヒステリックで、相手を傷つけて喜ぶような狂人。
自分の興味のない人間にはそっけない態度をとったり、急にわめき散らしたりと人格が破綻している。
戦闘時には電撃を纏ったナイフで攻撃する。
電撃を纏ったナイフでの近接戦闘、遠距離での投げナイフの怒涛の攻撃、そして本人自身の移動速度の速さもあり、『COM』終盤に登場するノーバディの中でもかなりの強さを誇る。
※これより先のNo.13,14はネタバレを他より多く含みます。ご注意ください。
No.13 ロクサス (Roxas)
目覚めし主人公
黄昏に揺れる光
『めぐりあう鍵』
『KHⅡ』の冒頭のプレイヤーキャラであり、『358/2』の主人公。
その正体は『KH』の終盤のホロウバスティオンで『ソラ』が『ハートレス化』した時に生まれたノーバディである。
戦闘時にはソラと同じく『キーブレード』を使い戦う。
二刀流時には、『KH』の終盤のソラの装備である、『約束のお守り』と『過ぎ去りし思い出』を装備しているため、このことからも『ロクサス』が『ソラ』のノーバディであることがわかる。
通常では、ノーバディは人だった頃の記憶を引き継いでいることがほとんどだが、ロクサスの場合、『ソラ』がハートレス化していた時間が極端に短かったため、『ロクサス』自身には記憶がほとんど無い。
そればかりか機関のNo.1『ゼムナス』に拾われ、13機関に入ったばかりのロクサスは言葉を話す事もできなかった。
その後、アクセルやシオンとの出会い、仲良くなって一緒に行動するようになる。
任務の終わりに三人でトワイライトタウンでシーソルトアイスを食べるのが日課になっている。
任務をこなしながら日々を過ごしていくロクサスだったが、時折記憶に現れる『ソラ』という名前に徐々に自分が何者なのかということに気づき始め、そしてすべてを知ることとなる。
No.14 シオン (Xion)
存在しないはずの14番目
作られた命、偽りの光
『もう一つの鍵」となる存在
『ロクサス』が機関を訪れてから7日後に機関に現れた少女。
通常13人で構成されているⅩⅢ機関において「イレギュラー」である14番目の存在。
存在しないはずの存在。そして存在してはいけない存在。
その正体は機関のNo.4 ヴィクセンが主軸となって進める『レプリカ計画』の成功体である人形、『No.i』である。
ちなみにシオンの名前は個体識別名『No.i』に『X』を足して並べ替えたものである。
成功体であるシオンはロクサスのキーブレードの力をコピーされており、戦闘時にはキーブレードを使って戦う。
しかしこれは『ソラ』や『ソラのノーバディであるロクサス』のように『心』に『光』があるから使えるわけではなく、単純に『ロクサス』の能力をコピーしただけの『偽物』である。
シオンの顔はソラの幼馴染である『カイリ』に酷似しており、これは『ソラのノーバディであるロクサス』のキーブレードの力をコピーしたことにより、『ソラの記憶の中のカイリの顔』がシオンに流れ込んだため、そのような見た目になったと思われる。
機関に来た日からロクサス、アクセルと仲良くなり、夕暮れの時計台でシーソルトアイスを食べながら話をするのが彼女の楽しみとなっている。
しかし皮肉なことに、その思い出の場所が彼女の最後の場所となってしまう。
おわりに
さて今回は13機関のメンバーについての説明でしたがどうでしたか?
正直13機関のメンバーは名前の英語が読みづらく、英語の綴りと読み方が
「ぜんぜん違うじゃーーーーーん!!!」
みたいなやつもいます。
すごい紛らわしい。
ちなみに今回書いた13機関が登場する『358/2』と『COM』は(PS4)キングダムハーツ -HD 1.5+2.5リミックス-に収録されてるので、気になる人は遊んでみてください。
キングダム ハーツ - HD 1.5+2.5 リミックス- - PS4
※下のリンクは、ぼくがキングダムハーツ -HD 1.5+2.5リミックス-を購入したときの記事になります。
キングダムハーツ 時系列とやる順番は?ストーリーを極力ネタバレなしで書いていく(前編) - ぶな箱の庭!
キングダムハーツ 時系列とやる順番は?ストーリーを極力ネタバレなしで書いていく(後編) - ぶな箱の庭!
キングダムハーツ3の発売も控えているので、この機会にメンバーの顔と名前、特徴もしっかり覚えて、来るべき『KHⅢ』に備えてみてはいかがでしょうか?
それでは今回はそんな感じで!
オワリ