はいどーもこんにちわ。ぼくです。
前に『鋼の錬金術師』についての記事を公開したのですが
これ書き終わって投稿してから気づいたけど・・・
これアニメのこと全く書いてないよね(´・ω・`)?
ぼくめっちゃハガレン知ってるよ!すごいおすすめ!!みたいな記事書いてるクセに、アニメ版のこと全く書いてないって何事?って感じですよね・・・
ということで遅れましたが今回は
アニメ版「鋼の錬金術師」について紹介していきます!!
コミックスの記事とちょっとかぶってるとこあるけど・・・そこは気にせずっ!!
ちなみにコミックスのあらすじとかが気になる方はこちらの記事をよんでね!
鋼の錬金術師とは
国家錬金術師のエドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリックは、錬金術最大の禁忌である人体錬成によって死んだはずの母親を蘇らせようとして失敗。そしてその代償によって失ってしまった自分たちの身体を元に戻すため、幻の術法増幅器『賢者の石』を探し旅をする物語。
シリーズ紹介
TVアニメシリーズは2作品、それぞれのシリーズに劇場版が1作品づつあります。
公開順に
1.鋼の錬金術師 全51話
3.鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 全64話
4.鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
となっています。それぞれを感想も交えてサクッと紹介します。
鋼の錬金術師
ハガレンの最初に放送されたTVアニメ。原作がまだ連載途中だったこともあり、途中からアニメ独自の話の展開になります。
原作と同じ人物でも名前が違ったり、そもそもキャラの設定自体が全然違ったりするキャラもいます。ただこれはこれで面白いので全然アリだと思います!
劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
TVアニメシリーズ最終回の続編。初代アニメシリーズはこの劇場版で完結となります。
物語の舞台が錬金術の世界、現実世界と行き来するような内容になっており、オリジナルストーリーにもかかわらずかなりの完成度を誇っています。
OP、ED共にL'Arc~en~Cielの曲が使われていますが、歌詞の内容と物語の内容もマッチしているところが多く、当時映画館で見た時にはOP、ED共に目から汁が・・・・
とりあえず見ておいて損は無いと思います!激しくオススメ!!
鋼の錬金術師 BOX SET -ARCHIVES- <完全予約生産限定版>
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』
全64話
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 1(Blu-ray Disc)
始まり方が原作と微妙に違うくらいで、ほぼ原作に忠実な展開となっています。
映像技術の進歩により作画も非常に美しくなっていて、錬金術による戦闘シーンの迫力が凄い。
特に最終決戦のクオリティがやばい。鳥肌必死。
鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 <完全生産限定版>(Blu-ray Disc
劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 <完全生産限定版>(Blu-ray Disc)
原作第45話の時期に起こった物語。なんというか普通の話でした。普通のアニメ版で有るストーリーを劇場版でやった感じです。
アニメの最終話見てからコレ見ても正直感動が少ないです・・・アニメの途中に見たほうがいい気が・・
アニメシリーズ感想
アニメシリーズの鋼の錬金術師ですが、両方共それぞれでクオリティが高く面白いです。
ただこのアニメシリーズ、凄いと思ったのが
『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』は原作と全く違う終わり方をするのに、
原作の物語の終着点と同じところに行き着くという神がかった展開になっています。(気になる方は下のネタバレ読んでください)
シャンバラを征く者の公開は2005年。鋼の錬金術師の連載終了が2010年。
5年も差があるのに物語の終着点が同じという事は、もう2005年の時点では原作者である荒川先生の中では終わり方が決まってたんだなーと思います。
そしてそれをうまくまとめた劇場版スタッフ、そしてアニメスタッフは本当に素晴らしいと思います。
気になる方はぜひ見てみて下さい!っていうか見れ!!
※【ネタバレ注意】FA版と初代アニメ版の終着点について。
※※※ここより下にはFA版と初代アニメ版シャンバラを征く者の終着点についてのネタバレが書いてあります。よってすべてのアニメーション作品を見てから読むことをおすすめします※※※
はい、ということでここでは盛大にネタバレをしていこうと思います!!物語の終着点の話です。
結論から言うとFULLMETAL ALCHEMIST(FA)、劇場版(初代)ともに、
ちなみにこのネタバレは「心理の扉」がわかってないと???ってなります。
わからない人はこの記事の鋼の錬金術師 基礎知識風なそれっぽいやつ(独断と偏見)を読んで下さい
ちなみにやたら説明が長くて分かりづらいと思うので、文末に簡単な流れを書いておきます。
FA版
最終決戦でラスボスに負けそうになったエドワードを助けるため、アルフォンスは自らの魂と引き換えにエドの右腕を錬成します。
これは厳密に言うと人体錬成なんですけど、アルフォンスが自分の魂を代償に錬成という事と、アルフォンス自体の錬金術師としての能力が高かったということで一応錬成が成り立ってます。
そのおかげでエドは見事敵を倒します。
しかし再び弟を失ったエドワードはアルフォンスを取り戻すため最後にもう一度禁忌である人体錬成を行います。
しかし人体錬成は禁忌であり絶対に成功しません。なぜならば人間の肉体と魂を蘇らせるための「等価交換」の代償など存在しないからです。
しかしエドワードはそこで心理にたどりつきます。「人体錬成を成功させるための代償」それは・・・
錬金術を使うという能力そのものの源。『真理の扉』だということをに。
そしてエドワードは自らの錬金術師としての力のすべてと引き換えにルフォンスを取り戻します。
初代アニメ版
初代アニメ版~完結編シャンバラを征く者について。
こちらはアニメ版オリジナルの世界観と設定を持っているため、まずそこから説明しますね!
エドワード、アルフォンスがいる世界を
「錬金術が発達した世界」とすると、
この世界には同時にエドワードやアルフォンスとそっくりの人間が住んでいる
「錬金術の発達しなかった世界」すなわち「現実世界」
というのが並行して存在しています。
それぞれの世界の入り口は「真理の扉」で繋がっており、真理の扉を通り抜けることが出来れば、互いの世界を行き来することが出来ます。
しかし扉を通り抜けることはまず不可能です。
なぜならば扉の中にはすべてを司る大いなる力、錬金術の力の源となっている
『心理』と呼ばれるモノの強大な力が渦巻いているからです。
仮に扉を通り抜けようとした場合、一瞬にして『心理』と呼ばれるモノに身体を持っていかれます。
なので平行世界同士は普段絶対に干渉し合うことはありません。
さて本題ですが、旧アニメ版では最終回の少し前に敵の攻撃により
エドワードが死亡します。
そしてアルフォンスはアルフォンス自体が何故か賢者の石になってます。
エドワードの死を知ったアルフォンスは、自らの身体(賢者の石)を使いエドワードを蘇生させます。
エドはアルが自分を生き返らせる為に自身を犠牲に人体錬成をおこなったことを知ります。
エドワードは再びアルフォンスを取り戻すため、人体錬成をおこないます。
アルフォンスを錬成するためにエドワードが代償として支払ったのは、
「エドワード自身の肉体」
「アルフォンスと共に旅をしてきた4年間分のアルフォンス自身の記憶」です。
兄の肉体と自分自身の記憶と引き換えにアルフォンスは無事に生き返ります。
その後人体錬成を行ったエドワードは自分もなんとかして生き残るため真理の扉を抜けます。
その結果、エドワードは無事扉を抜けて扉の向こう側。すなわち「現実世界」へとたどり着きます。
たどり着いた先の「現実世界」は「錬金術の発達しなかった世界」なので、エドワードは錬金術が使えなくなります。
主人公が『現実世界』から『異世界』に転生するおすすめ漫画はこちら!
簡単な流れ
FA
エドワードがラスボスに負けそうになる
↓
アルフォンスが自分の魂を代償にエドワードの右腕を錬成
↓
ラスボス死亡
↓
エドワードがアルフォンスを取り戻すために「真理の扉」を代償に人体錬成
↓
初代
エドワード死亡
↓
アルフォンスが自分を犠牲にエドワードを蘇生
↓
エドワードが自分を犠牲にアルフォンスを人体錬成
↓
エドワードが人体錬成の代償に真理の扉に身体を持っていかれる
↓
生き残るために扉を抜ける
↓
現実世界にたどり着き、錬金術が使えなくなる。
ネタバレの最初にも書きましたが、「エドワードが錬金術を使えなくなる」という事象が「初代」「FA」共に共通しています。
いやホントこれ凄いことだよ。さすが荒川先生。いい仕事してます。
ちなみに僕は荒川弘先生の作品が大好きなので、先生の別の作品もまた紹介したいと思います。
僕的には先生の描くリアルな人間描写も好きなのですが、やっぱりファンタジー系がずば抜けて面白いと思います。
あっでももちろんリアルで人間味のある話もすっごく面白いですよ!!
実写版は12月1日に公開らしいので、公開前にアニメ版をチェックしてみるのもいいかもしれませんね!
今回はそんな感じです!
それではまた!
終
Amazonプライムで全部見れるよ!※6月19日追記※
上で説明した
『鋼の錬金術師』
『劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』
が
全作品Amazonプライム・ビデオで無料配信されています。
ちなみに30日間の無料トライアルに登録すれば、すべて完全無料で視聴できます。
Amazonプライムについてはこちらに詳しく書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。
アマゾン・プライムについての記事↓