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特別警報って何?地震、津波、台風などの警報の種類と過去の事例まとめ。

はいどうもこんにちは。ぼくです。

日本列島各地で大雨の被害が出ていますが、今回の大雨による影響で、各地に『特別警報』というのが発表されていました。

今回はこの『特別警報』の種類と、過去に起きた事例をまとめた記事になります。

それでは続きをどうぞ。

 

特別警報とは?

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平成25年8月から運用が開始された新しい警報です。

台風、洪水、津波地震、火山の噴火などの重大な被害を及ぼす恐れのある災害が起きると予想される場合に発表されます。

通常の警報とは違い、予想を遥かにうわまわる規模の被害が予想される場合にのみ発表される警報であり、最大級の警戒が必要です。

発表された場合は速やかに各市町村の支持に従って避難するなどの適切な行動が必要となります。

 

特別警報の種類と過去に起きた自然災害の事例

特別警報は『大雨』だけでなく様々な種類があります。

特に地震津波・火山の噴火の場合の特別警報は「~特別警報」とは別の名称があるので覚えておいたほうがいいと思います。

大雨特別警報

・台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量の大雨が予想される場合

・数十年に一度の強大な勢力の台風や同程度の温帯低気圧の影響によって大雨になると予想される場合

相当する過去の事例

平成24年7月 九州北部豪雨(死者行方不明者 32人)
平成23年 台風第12号(死者行方不明者 98人)
・昭和34年 伊勢湾台風(死者行方不明者 5,000人以上)
昭和9年 室戸台風(死者行方不明者 3,000人以上)

暴風特別警報

数十年に一度の強大な勢力の台風や同程度の温帯低気圧の影響によって暴風が服と予想される場合

相当する過去の事例

・昭和34年 伊勢湾台風
昭和9年 室戸台風

高潮特別警報

数十年に一度の強大な勢力の台風や同程度の温帯低気圧の影響によって高潮になると予想される場合

相当する過去の事例

・昭和34年 伊勢湾台風
昭和9年 室戸台風

波浪特別警報

数十年に一度の強大な勢力の台風や同程度の温帯低気圧の影響によって高波になると予想される場合

相当する過去の事例

・昭和34年 伊勢湾台風
昭和9年 室戸台風

暴風雪特別警報

数十年に一度の強大な勢力の台風や同程度の温帯低気圧の影響によって雪を伴う暴風(吹雪)が吹くと予想される場合

大雪特別警報

数十年に一度の降雪量の大雪が予想される場合

大津波警報

3メートル以上の巨大な津波が予想される場合

相当する過去の事例

平成23年3月 東北地方太平洋沖地震(死者行方不明者18,000人以上)
・平成5年7月 北海道南西沖地震(死者行方不明者230人)
・昭和58年5月 日本海中部地震(死者104人)

噴火警報(居住地域)

火山の噴火による影響(有毒ガス、火砕流、火山灰など)で居住地域に重大な被害を及ぼす場合。

相当する過去の事例

・平成12年 三宅島(全島民避難)
・平成12年 有珠山(15,000人以上避難)
・平成3年 雲仙岳(死者行方不明者 43人)

緊急地震速報

震度6以上の強大な地震が起こると予想される場合。

相当する過去の事例

平成23年3月 東北地方太平洋沖地震(死者行方不明者18,000人以上、津波含む)
・平成20年6月 岩手・宮城内陸地震(死者行方不明者 23人)
・平成19年7月 新潟県中越沖地震(死者15人)
・平成16年10月 新潟県中越地震(死者68人)
・平成7年1月 兵庫県南部地震(死者行方不明者 6,437人)

 

おわりに

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今回は特別警報についてまとめた記事でしたがいかがだったでしょう?

日本列島では温帯低気圧の影響で各地で大雨が降り、河川の氾濫などによって甚大な被害が出ています。

温帯低気圧』と言うと、台風が弱まったから平気だと勘違いする人も多いと思います。

しかし『特別警報』の定義には台風だけではなく『温帯低気圧』の事もしっかりと書かれています。

『特別警報が出たときは非常に危険』という意識が、自分の命を守ることにつながると思います。

これを機会にぜひ皆さんも『特別警報』を覚えて今後の防災対策として役立ててみてはいかがでしょうか?

 

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