ハイどーもこんにちわ。ぼくです。
さて今回はファイナルファンタジーXVについての記事になります。
発売日に購入してからプレイしとりあえずDLCも全部やりました。
で、もう発売日からずいぶん経ってるんですけどちょこちょこレビューとか見る機会があります。
でもそこにだいたい書いてあるのが
『ストーリーが薄い』
『面白くない』
『エンディングがク〇』
って感じの酷い事が書いてあります。
でもね。ぼく個人的には『ファイナルファンタジーXV』はとても面白かったです。
あとめっちゃ泣きました。
つい先日も友人に「え?あの作品のどこで泣くの?」って感じでバカにされたので、今回は
『ファイナルファンタジーXVをプレイしていてどこで泣いたか』
みたいなことを書いていきたいと思います。
まだ未プレイの人もいるかもしれないので極力ネタバレを抑えて書いていこうと思いますが、ネタバレになってたらごめんなさい・・・
それではさっそくいってみましょう!
ファイナルファンタジーXV
ファイナルファンタジーXVはもともとファイナルファンタジー13ヴェルサスのコードネームで開発されていました。
当初はPS3で発売が決定していたタイトルですが、広大なオープンワールドのマップとなったことによって次世代ハードのPS4などのハードでの発売となりました。
従来のオープンワールドのアクションアドベンチャーと比較すると自由度はそこまで高くないですが、オープンワールドとなった事によりこれまでのFFシリーズよりも格段にできることが多くなっています。
車で移動して美しい景色の場所で写真を撮ったり、いろんな池や川や海などで釣りを楽しんだり、数々の街で料理を食べたり、キャンプで料理を作ったり・・・・
もちろん今までにあったような要素もありますが、PS4というハードの力を借りてグラフィックが格段にリアルになっているため、それぞれの要素をよりリアルに感じることが出来るようになっています。
ゲームシステムはアクション要素が高く、相手の攻撃を見極めて回避したり、後ろに回って攻撃したり、仲間である『イグニス』『グラディオラス』『プロンプト』たちと連携して戦ったりと飽きのこないものとなっています。
物語
長く戦争を続けていたルシス王国とニフルハイム帝国の二国間の戦争がようやく終わりを見せ、ようやく休戦協定が結ばれる事となった。
ルシスの王子であるノクティスは平和の象徴として帝国の属州であるテネブラエの令嬢であるルナフレーナとの結婚式の準備のため、テネブラエへ向けて旅立った。
一方そのころ王都では・・・
休戦協定がやっと結ばれるとなった矢先、ニフルハイム帝国が裏切りを起こしルシス国王は暗殺、王都も陥落してしまう。
旅先で王都陥落の知らせを受けたノクティスは王都奪還のため、たった三人の仲間と共にニフルハイム帝国と戦う決意をするのであった。
泣けるポイント
この作品が発売された当初、オープンワールドの
『ある一定の必要なクエストさえこなせば先に進める』
という特性上、短時間でクリアすることが出来たので『内容の薄いク〇ゲー』みたいに言われていたことがありました。
冒頭でぼくの事をばかにした友人は最速クリアすることを生きがいとしているスピード狂なので、完全にこのパターンです。
最速でクリアした人は8時間くらい、レベルは35くらいだったとききました。
でも正直
タイムアタックしたい人以外はじっくり時間をかけてプレイをすることをおススメします。
なぜならばこのゲームは
クリアするまでに仲間と共に過ごしてきた時間や思い出が多ければ多いほどエンディングで感動できるからです。
ここでちょっと考えてみてください。例えばRPGをプレイしていたとして
【最初の街で仲間になったキャラクターは、主人公がピンチの時に自らの身を盾とし、主人公を守り、ラスボスに命がけの一撃をあたえ見事倒した】
とします。
いつもっしょに冒険してきた仲間が最後の最後に自分をかばって死んでしまったら普通は悲しいですよね?
でもこれがラスボスの部屋の入り口付近で道に迷っていた村人Aだったらどうですか?
【主人公がピンチの時に飛び出した村人Aは、ダイナマイトに火をつけて自爆して見事ラスボスを倒しました!】
こんな状況になったとしたら、たぶん主人公はポカーンと口を開けた状態で数秒フリーズした後
「何か知らんけどラッキー!ありがとう!」
って感じで気にせず帰ると思います。
数日後には村人Aの存在はすっかり忘れ去られていることでしょう。
ファイナルファンタジーXVでも同じことが言えます。
クリアするまでに『イグニス』『グラディオラス』『プロンプト』とどれだけ一緒に冒険をしたかによってエンディングの感じ方が全く違うものになっています。
ちなみにぼくが初回にクリアしたときのレベルは94とかだったような気がします。
とくにレベリングとかはせずにサブクエをこなし、フィールドにいるでっかい敵とかと戦いつつ、釣りをして過ごしたんですけどいつの間にかそんな感じになっていました。
なのでノクティスがエンディングで言った
「悪い やっぱ辛えわ」
のシーンでは
「うあああああああぼくもつらいよおおおおおおお!!!!!」
ってなりました。
とにかくこのゲームの感動できるか出来ないかは『ゲームプレイの内容の濃さ』
で決まると思います。
なのでもしまだ未プレイの人がいたら焦らずじっくり時間をかけてプレイしてみてください。
きっと感動します!
捕捉:さらに感動するために
ここではファイナルファンタジーVXの感動をさらに高みへと持っていくために必要なことを書いていきます。
ちなみにこの下に書いてあることをやっていない人にとってファイナルファンタジーXVは
内容の薄い作品だと感じるかもしれません。
なのでここから下に書いてあることはできるだけチェックした方がいいです。
それでは続きをどうぞ!
キングスレイブ ファイナルファンタジーXV
ファイナルファンタジーXVには前日譚となる映像作品
『キングスレイブ ファイナルファンタジーXV』
というものが存在します。
このキングスレイブは、ノクティスが王都を離れている間に王都で起きていた事件について描かれた物語です。
そのため
『国王の死』『王都の陥落』『人知れず戦った英雄』『指輪の力』『ファントムソードの能力』『王の一族の力』『登場するキャラクターたちの過去』
などなどそれぞれ『ファイナルファンタジーXV』本編ではさらっとしか触れられていない事柄が細かく描写されています。
なのでこの作品を見ずに『ファイナルファンタジーXV』をプレイした場合、
「ん?なんでこいつこんな感じになってんの?」
みたいな感じで理解できない所が出てきます。
特にルシス国王が王都インソムニアから結婚式準備のためにテネブラエへ出発するノクティスへ声をかけるシーンなどは、この『キングスレイブ』を見ているか見ていないかによって感じるものが全く違ってきます。
結婚式の準備に行く息子に
「友達に迷惑をかけるな」
「未来の奥方に失礼のないように」
「この国王の息子という事を忘れるな」
「常に胸を張れ」
と言い、
そしてノクティスの周りにいる『イグニス』『グラディオラス』『プロンプト』には
「頼りない息子を頼む」
とお願いまでしています。
これだけ聞くとただの過保護なオヤジがどうしようもない息子に口うるさく小言を言っているようにしか聞こえません。
しかしノクティスの父でありルシスの王であるレギス国王は、ニフルハイム帝国の進行が始まればおそらく自分は死ぬという事が分かっているからこそ、自分の息子に国王としてではなく父としての言葉を投げかけたのです。
キングスレイブ ファイナルファンタジーXVを見てからファイナルファンタジーXVのそのシーンを見ると・・・
レギス国王の何とも言えない表情と、何も知らないノクティスの元気な笑顔が異常なほど切ないです。
まだファイナルファンタジーXVをプレイしていない方はぜひとも『キングスレイブ ファイナルファンタジーXV』を見てからのプレイをおススメします。
brotherhood ファイナルファンタジーXV
brotherhoodファイナルファンタジーXVは5作品ほどあり、それぞれが15分ほどのアニメーション作品になっています。
アニメーション作品なので本編に直接関係ないのかと思いきや
超重要な事ばっかり描写してあります。
『イグニスとノクティスの関係』『グラディオとノクティスの出会い』『プロンプトの過去』
すべて本編に関係のある重要な事が描かれているので、本編に入る前にぜひすべて見ておきたい作品です。
DLC【エピソードイグニス】
この作品にはいくつかのDLCがありますが、その中でも特に重要なのが『エピソードイグニス』です。
イグニスは幼いころより主人公ノクティスのそばに仕えており、ノクティスにとっていなくてはならない存在です。
そんなイグニスですが物語中に負傷するシーンがあり、その負傷については本編中で語られることはありません。
DLCエピソードイグニスでは、『なぜイグニスがそのような傷を負ったのか?』について細かく描かれています。
これによって物語の謎がすべてとけるのですっきりします。
そしてもう一つ・・・・
このDLCにはすごい要素があります。それは
「もしあの時こうなっていたら・・・」
という『if』の世界を体験することが出来るのです。
その選択の結果物語は大きく動き、その結末だれも見たことも無かった、そして誰もが望んでいたエンディングへとたどり着くことになります。
このエンディングはぼく自身も発売してから1年間ずっと待ち続けたものであり、ファンの人たちもきっと待ち望んでいたものだと思います。
ノクティスたちの旅をハッピーエンドで終わらせるために、ノクティスたちのために・・・ぜひぜひプレイしてあげてください!
おわりに
今回ファイナルファンタジーXVの感動ポイントや泣けるポイントについて勢いで書いたんですけど、改めて書くと
ゲーム本編以外で物語をしっかり補完しないと物語が完成しない
という事がわかりました。
ぼくの友人はおそらく『キングスレイブ』も『brotherhood』も『エピソードイグニス』もやってないんだと思います。
正直本編のディスクのサブクエストを全部やっているかどうかも怪しいです。
ファイナルファンタジーXVはオープンワールドになったことで、プレイヤー自身が行く場所を決められます。
そのため今までのRPGによくある『無駄な寄り道』をする必要がなくなったため、最短ルートでゴールまで向かうことが出来るようになりました。
しかしその反面、必要でないクエストは放置できるようになり、そのクエストに関係する物語は丸ごと放置できるようになってしまいました。
このことが結局『ゲームのボリューム不足』『未完成』みたいな酷評を得る結果に立っているんじゃないかと思います。
2019年には新しく4つのDLCが配信されます。
新しく配信されるDLCのキャラたちはそれぞれ物語に深くかかわってきているキャラのため、ファイナルファンタジーXVの物語はさらに深いものになっていくはずです。
いつかDLCの調整と追加コンテンツを含めた『完全版のファイナルファンタジーXV』をプレイできる日が来ることを楽しみにしてます。
それでは今回はこの辺で終わりたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おわり。
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