はいどーもこんにちわ。ぼくです。
もうね。まじでヤヴァイですよ。これは・・・
何がヤヴァいのかというと・・・・
『からくりサーカス』がアニメ化されたんですよ!!!
もーこれはテンションが一気にMAXまで上がりますよね!!!
『からくりサーカス』といえば『うしおととら』や『月光条例』で有名な藤田和日郎先生が週刊少年サンデーで1997年~2006年にかけて連載していた作品ですが、
超面白い名作にもかかわらず、ちゃんとしたアニメ化がされていませんでした。
昔にテレビで『週刊少年サンデー』のCMが流れていたときに10秒位の動画で一瞬アニメーション化されましたが、全編がちゃんとしたアニメーション作品として放送されるのははじめてのことです。もうマジでヤヴァイ。
ただ『このからくりサーカス』。
連載終了から10年以上経っているので超面白い作品にもかかわらず知らない人も多いと思います。
なので今回はその超面白い作品『からくりサーカス』の魅力について書いていこうと思います。
それでは続きをどうぞ!
壮大な物語と3人の運命
からくりサーカスの始まりは
父の莫大な遺産を相続した『才賀勝(サイガ マサル)』
人を笑わせないと呼吸困難で死んでしまう奇病にかかった中国拳法の達人『加藤鳴海(カトウ ナルミ)』
マサルの祖父よりマサルを守る使命を受けたというサーカス芸人であり『人形使い』である『しろがね』
この三人の出会いから物語が始まります。
物語の主軸となる3人ですが・・・
この3人の運命が現在・過去で複雑に絡み合い、その運命の交わりとすれ違いが『からくりサーカス』の最大の面白さとなっています。
からくりサーカスの物語は現在と過去の物語が互いにリンクし合い、物語が終盤に向かうにつれ物語がどんどんつながっていき、最終的に一つの結果へとたどり着きます。
その物語と物語が繋がった時の衝撃が・・・本当にすごいです。まさに鳥肌もの。
よくこういうスケールの大きな物語になると伏線が回収しきれずにわけのわからないことになったりしますが、からくりサーカスはそういうわけのわからない展開にならないです。
そのあたり藤田先生は本当にすごい人だなと正直に思いました。
『懸糸傀儡』の戦闘シーンが面白い&書き込みがすごい
この作品に登場する人形使い『しろがね』は『懸糸傀儡(マリオネット)』を繰り、様々な敵と戦うことになります。
藤田先生の描く人形はどれも特徴的でとても魅力があります(もちろんアシスタントの方がデザインした傀儡も素敵です)
そしてその『懸糸傀儡』同士のバトルがかなりアツくめっちゃ面白いです。
懸糸傀儡はしろがねなどの『人形使い』が手足の指に『人形繰り』用の糸のついた指輪のようなものをはめて自由自在に操ることが出来る人形です。
人間ではないので腕からめっちゃでかい鎌みたいな剣が飛び出したり、手から爆弾が飛び出したりとかなり過激な武器を使用して激しく戦います。
そんな感じで激しい戦闘を行った結果『懸糸傀儡』は破壊されていくのですが
その『懸糸傀儡』が破壊されたときの絵の書き込みが凄いです。
通常『懸糸傀儡』は人型の場合が多いので通常時は人間のような感じで書いてありますが、そもそも人形であり、更にボディはほとんど木製なので
ひとたび破壊されると内蔵されているギアなどがバラバラに砕け散り、本体も粉々に砕けます。
この画像見てもらうと分かると思いますけど・・・書き込みがホントにすごいですよね!
「よくこんな細かいところまで・・・」と思うような書き込み具合です。
まあこの辺の『書き込みの細かさ』はコミックスのおまけページなどに『アシスタントの方の嘆き』的な事も書いてあるので気になる方は読んでみて下さい。
ちなみに新しく『完全版』も発売されましたね!ほしい!
おわりに
さて今回はアニメ化された藤田先生の名作『からくりサーカス』について書いていきましたがいかがでしたか?
からくりサーカスがサンデーでの連載が終了してから10年以上が経過しているので、もはやアニメ化は絶望的かと思われていましたが・・・
ただ2015年に藤田先生の『うしおととら』がアニメ化されていたので、ぼく自身は「もしかしたら・・・もしかするかも・・・?」と思っていたので・・・
今回の『からくりサーカス』のアニメ化は非常にうれしかったです。
最後は大団円のフィナーレを迎えるのでぜひぜひ皆さん一度読んでみて下さい!
それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おわり
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