はいどーもこんにちは。ぼくです。
「メイドインアビス」という作品の中で、
圧倒的な存在感を放っているキャラクターといえば、やっぱりナナチですよね。
見た目はウサギのようにふわふわしていて、声も仕草も最高にかわいい。
でも、物語を読み進めていくと、ナナチが背負っている**「過去」**があまりにも重くて、涙なしでは見られない……という人も多いのではないでしょうか。
「ナナチって結局、何者なの?」
「どうしてあんな姿になってしまったの?」
「ミーティとはどんな関係だったの?」
今回は、そんなナナチの正体や、切なすぎる過去について詳しくお話ししていこうと思います。
これを読めば、ナナチというキャラクターがもっと好きになるはずですよ。

- ナナチの正体とは?結論からわかりやすく解説
- ナナチはなぜ成れ果てになったのか
- ミーティとの関係|ナナチの過去が辛すぎる
- ナナチはなぜ人気?かわいいだけじゃない理由
- ナナチをしっかり知るならどこまで見るべき?
- ナナチの物語の続き|原作ではどうなる?
- まとめ|ナナチは“かわいいだけのキャラじゃない”
ナナチの正体とは?結論からわかりやすく解説
まずは、ナナチの正体について、大事なポイントを整理してお伝えしますね。
結論から言うと、ナナチは最初からあの姿だったわけではありません。
元は人間の子供だった
意外に思う人もいるかもしれませんが、ナナチはもともと、北の果ての「セレニ」という場所に住んでいた人間の子供でした。
身寄りがなく、ゴミ捨て場で残飯をあさるような、とても厳しい生活を送っていたんです。
その頃のナナチは、ボロボロの服を着て、寒さに震えながらも
「いつか素敵な冒険ができる場所へ行きたい」と願う、ごく普通の、でも芯の強い子供でした。
成れ果てになった存在
そんなナナチが、今のような「ふわふわした姿」になったのは、
アビスの呪いによって「成れ果て(なれはて)」になってしまったからです。
アビスという巨大な穴には、深い場所から地上へ戻ろうとすると、体に恐ろしい症状が出る「呪い」があります。
通常、アビスの深い場所(第6層)でこの呪いを受けると、人間は知性や元の姿を失い、異形の怪物になってしまいます。
しかし、ナナチは特殊な理由によって、人の心を持ったまま、今の姿に変わりました。
▼アビスの呪い(上昇負荷)や階層についてはこちらで詳しく解説しています。
【完全版】メイドインアビスの層一覧|上昇負荷・原生生物までわかる深界の全構造【恐怖まで解説】
ボンドルドの実験が原因
ナナチが成れ果てになってしまった最大の原因は、ボンドルドという探掘家が行った、あまりにも残酷な実験にあります。
「アビスの謎を解き明かしたい」という目的のためなら、子供たちの命すら何とも思わないボンドルド。
彼に言葉巧みに誘われ、アビスの底へと連れて行かれたことが、ナナチの運命を大きく変えることになったんです。
ナナチはなぜ成れ果てになったのか
ここからは、ナナチがどうして今の姿になったのか、その具体的な経緯をお話しします。
ここは物語の中でも特に残酷で、目を背けたくなるような場面です。
ボンドルドの人体実験とは
ボンドルドは、アビスの第6層から戻る時にかかる「上昇負荷(じょうしょうふか)」を、どうにかして回避できないかと考えました。
上昇負荷とは、簡単に言えば
「穴を登る時に体にかかる呪い」のことです。
第6層の場合、その呪いを受けると、人間は人間でいられなくなります。
そこでボンドルドが考え出したのが、
「二人一組の装置に入れて、片方に呪いを押し付ける」
という、恐ろしい実験でした。
上昇負荷の実験の内容
ナナチは、同じく施設に連れてこられた女の子「ミーティ」と一緒に、エレベーターのような形をした特殊な装置に入れられました。
装置が第6層から上昇する時、呪いは二人を襲います。
しかし、装置の仕組みによって、本来なら二人が受けるはずの呪いが、
片方の子供(ミーティ)だけに集中するように作られていたんです。
ナナチだけが“成功例”だった理由
呪いをすべて肩代わりしたミーティは、激しい苦痛の中で姿がドロドロに溶け、知性も失い、異形の怪物になってしまいました。
一方で、呪いを押し付ける形になったナナチには、
「祝福」とも呼ばれる特殊な変化が起きました。
ミーティがナナチを想い、呪いを必死に受け止めてくれたからこそ、ナナチは人の心と知性を保ったまま、今の美しい姿を手に入れることができたんです。
これが、ナナチが
「成れ果ての成功例」と呼ばれる理由です。
でも、その成功は、親友であるミーティの犠牲の上に成り立っていたものでした。
ミーティとの関係|ナナチの過去が辛すぎる
ナナチを語る上で、絶対に外せないのがミーティという存在です。
ミーティとは何者か
ミーティは、ナナチと一緒にボンドルドの施設へ送られた女の子です。
明るくておてんばで、
「いつかふわふわのぬいぐるみになりたい」と笑っていた、心優しい子供でした。
身寄りのないナナチにとって、同じ境遇で、いつも明るく励ましてくれるミーティは、
世界でたった一人の大切な親友になったんです。
実験で起きた悲劇
先ほどお話しした実験によって、ミーティは無残な姿に変わり果ててしまいました。
呪いを二倍受けたミーティは、死ぬことすら許されない
「不死身の怪物」になってしまいます。
ボンドルドは、そんなミーティを「便利な実験道具」として扱い、
何度も何度も、死なないことを利用して残酷な実験を繰り返しました。
ナナチは、愛する親友が目の前で切り刻まれ、苦しんでいる姿を、
ただ見ていることしかできませんでした。
ナナチの選択と罪
「このままでは、ミーティはずっと苦しみ続けなければならない」
そう確信したナナチは、ボンドルドの元からミーティを連れ出し、
アビスの深い森の中に隠れ家を作りました。
ナナチが薬学に詳しく、アビスの知識を必死に身につけたのは、
すべて
「ミーティを苦しみから解放してあげる(殺してあげる)方法」
を探すためだったんです。
「自分が祝福を受けたのは、ミーティを犠牲にしたからだ」
そんな深い罪悪感を抱えながら、ナナチは何年も何年も、
たった一人でミーティを救う方法を探し続けてきました。
このエピソードはアニメでも描かれていますが、
原作ではより細かい心理描写まで描かれていて、正直かなり重いです。
二人の絆の深さと、それゆえの悲しみをより深く知りたい方は、
ぜひ漫画を読んでみてください。
文字だけでは伝えきれない、
心が締め付けられるような感情がそこにあります。
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ナナチはなぜ人気?かわいいだけじゃない理由
ここまでナナチのつらい過去についてお話ししてきましたが、
そんな重い背景を持ちながら、ナナチはどうしてこれほどまでに多くのファンに愛されているのでしょうか。
単に「見た目がかわいいから」というだけではない、
ナナチの深い魅力について深掘りしていきましょう。
見た目とのギャップ
ナナチの一番の魅力は、やはりその
「見た目と中身のギャップ」にあると思います。
ウサギのような長い耳、全身を覆うふわふわの毛並み。
原作者のつくしあきひと先生が描くナナチは、思わず触りたくなるような愛くるしさがありますよね。
リコがナナチの匂いを嗅いで
「お日様の匂いがする」と言うシーンは、読んでいるこちらまで癒やされます。
しかし、その中身はとても冷静で、
誰よりも厳しい世界を生き抜いてきた「たくましさ」を持っています。
かわいらしい見た目とは裏腹に、
低い声で「んなぁ〜」とつぶやく独特の雰囲気や、
時折見せる大人びた表情に、心を掴まれる人が後を絶ちません。
精神的な強さと優しさ
ナナチは、自分を地獄のような目に遭わせたボンドルドを憎みながらも、
決して自分を見失うことはありませんでした。
ミーティのために何年も薬の研究を続け、
たった一人で親友を守り抜こうとしたその姿は、とても気高く、優しいものです。
自分のことよりも、誰かのために命をかけられる。
そんなナナチの「心の強さ」に、多くの読者が共感し、応援したくなるのだと思います。
また、リコやレグに対しても、最初はぶっきらぼうに接しながらも、
結局は見捨てることができず、食事を作ってあげたり治療をしてあげたりと、面倒見の良さがにじみ出ていますよね。
この「不器用な優しさ」も、ナナチが愛される大きな理由の一つです。
リコ・レグとの関係
物語の途中で仲間になるナナチですが、
今ではリコたちの冒険になくてはならない存在になっています。
知識が豊富なナナチは、無茶をしがちなリコをたしなめ、
戦い方を知らないレグに的確な指示を出す「軍師」のような役割を果たしています。
孤独だったナナチが、リコたちという新しい居場所を見つけ、
少しずつ表情が豊かになっていく過程は、見ているだけで胸が熱くなります。
ナナチをしっかり知るならどこまで見るべき?
「ナナチの魅力を100%理解したい!」と思っているなら、
テレビアニメだけではなく、劇場版(映画)を必ず見てほしいです。
ナナチの過去とミーティの話は、
映画「深き魂の黎明(ふかきたましいのれいめい)」で一気に描かれます。
この映画は、ナナチにとっての宿敵であるボンドルドとの決着をつける物語でもあります。
ここを見ないと、正直に言ってナナチの魅力は半分も伝わりません。
ミーティとの約束をどう果たすのか、
そしてナナチがどうやって自分の過去に区切りをつけるのか。
その結末を、ぜひその目で確かめてみてください。
「ナナチの過去とミーティの話は、劇場版で一気に描かれます。ここを見ないと正直、ナナチの魅力は半分も伝わりません。」
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また、物語をどの順番で見ればいいか迷っている方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
【2026最新】メイドインアビスの見る順番|映画はどこから?アニメ・劇場版の時系列まとめ
ナナチの物語の続き|原作ではどうなる?
映画のあと、ナナチたちはさらに深いアビスの底へと進んでいきます。
アニメの続きとなる原作漫画では、
ナナチの過去にさらに関係するような、新しい出会いや衝撃の事実が次々と明らかになります。
アニメではまだ描かれていない、
ナナチの「その後」の成長や苦悩も描かれているので、
続きが気になる方は原作を読むのが一番です。
アニメの続きは原作で読むことができます。
どこから読めばいいか分からない人は、こちらでまとめています。
まとめ|ナナチは“かわいいだけのキャラじゃない”
いかがだったでしょうか。
今回は「メイドインアビス」のナナチについて、その正体や過去、人気の秘密についてお話ししました。
ナナチについて、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- 正体は、北の果てから来た人間の子供だった
- ボンドルドの実験によって「成れ果て」になった
- ミーティとの悲しい過去が、ナナチの行動の理由になっている
- 見た目のかわいさと、中身の強さのギャップが最大の魅力
ナナチは、ただかわいいだけのキャラクターではありません。
誰よりも深い悲しみを背負いながらも、前を向いて歩こうとする、とても人間らしくて強いキャラクターです。
この記事を読んで、ナナチの物語を改めて最初から見直したくなった、という方がいれば嬉しいです。
「改めてナナチの活躍をちゃんと見たい!」という方は、以下のリンクからぜひチェックしてみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。では。
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