はいどーもこんにちわ。ぼくです。
いつもオタクっぽいネタを投下しまくってる僕ですが・・・
今回は久々に美容師っぽいネタで書いていきたいと思います。
さて前回新海誠監督最新作『天気の子』についての感想を書きました。
前回の記事では触れてないんですけど…
実は映画を見ている最中も終わってからもずーっと気になってることがあったんですよね。
で、それは何かっていうと
ヒロインである陽菜の髪型なんですよね。
結構マンガのとかアニメのキャラって物理法則無視した感じの髪型とかになってるんですけど、今回『天気の子』のヒロインである陽菜はリアルに再現できそうな髪型だったんですよ。
だから劇中で陽菜の髪が揺れるたびに「これどうなってんだろ…」って感じで凝視してました(キモイ)
って事でもう気になったんでハイ、今回
作ります。
ええ。作ってやりますとも。
陽菜の髪型を!!!
ということで今回は『天気の子』陽菜の髪型のやり方作り方などについて書いていこうと思います。
それでは続きをどうぞ!
三つ編み?編み込み?陽菜の髪型の解説
まず陽菜の髪型ですが、パッと見た感じはただの二つ分のおさげに見えます。
が、しかし!!
よく見ると結び目付近に編み込まれたような跡があります。
これを見ると髪を束ねて結ぶ前になんらかの工夫がされているという事がわかりますが、基本的にこんな感じの結び目になるのは
・三つ編み
・編み込み
・フィッシュボーン
・くるりんぱ
のどれかだと思います。
個人的な見解としてはくるりんぱが近いんじゃないかと思いましたが・・・
アングルが変わったりすると微妙に変化するので、どれが近いかは作ってみないと正直よく分かりませんね。
あと陽菜のおさげの結び目部分ですが、
髪の毛を結んでいるゴムがないのがわかると思います。
これは髪の毛でうまくゴムを隠してるからなんですけど、方法としてはいろいろあるので簡単なものを紹介していきたいと思います。
それでは早速作っていきましょう!
陽菜の髪型のやり方・作り方
ベース作り
まずはじめにベースとなる髪の毛を整えます。
劇中の陽菜の髪は若干ゆるいくせ毛っぽい感じですが・・・
基本的にはツヤ感があった方が綺麗に見えるので、あらかじめ洗い流さないトリートメントなどをつけてブローしておきましょう。
もともと自分のくせ毛が強い人は軽くアイロンをしておくとツヤが出やすくなると思います。
ベースを綺麗に整えたら髪をまとめやすいようにベース材としてソフトワックスなどを髪になじませましょう。
髪のまとめ方(編み方)
手順は2パターン書いておくので自分の好きな方法でやってみてください。
『くるりんぱ』のパターン
まずは髪の毛をセンターパート(真ん中から)で左右に分けとります。
わけ取ったらブラシやくしなどで綺麗にとかしましょう。
綺麗にとかしたら根元を少しあけてゴムで結びます。
こんな感じです。
結んだら結んだところをくるりんぱしましょう。
↑隙間の部分に髪の毛を通してくるりんぱ
そうするとこんな感じになると思います。
通常のくるりんぱはこのまま毛先を左右に引っ張って根元を締めるんですけど、そうすると根元がしっかり締まるので結び目が根元の方へ寄ってしまいます。
今回の陽菜の髪型の場合、結び目が根本から離れているので
こんな感じで左右から指で押さえ、押さえた部分に上からネジピン(Uピンの大きいやつ)を差し込みます。
すると・・・
こんな感じになります。
以上がくるりんぱのパターンになります。
『三つ編み』のパターン
まず髪の毛をセンターパートで左右に分け、わけ取った毛を三つ編みにします。
編み方は裏編みでも表編みでも良いですが、編み目としては表編みの方がより再現度が高いと思います。
左:表編み/右:裏編み
三つ編みをしたらゴムで結んで終了です。
ここまで出来たら次はゴムを隠す工程に移ります。
ゴムの隠し方
結び目のゴムの隠し方ですが、こちらも2パターン書いておくので好きな方でやってみてください。
ゴムをもう一本使う方法
この方法では三つ編みを結んだゴムとは別にもう一つゴムを使います。
まずゴムを結んだら、毛先から結んだゴムを隠せるくらいの分量の毛束を取ります。
毛束を取ったらそれをゴムの周りにぐるぐる巻きつけましょう。
ぐるぐるしたら赤い水玉の線で描いたあたりにゴムをとめ、ゴムを止めた部分を上から毛をずらしてきた毛で隠します。
こんな感じになります。
ネジピン(Uピン大)を使う方法
まずこのネジピンを使う方法では結び目の部分に事前にネジピンを仕込んでおきます。
こんな感じで仕込んでおきます。
次にゴムを使う方法の部分で書いた工程と同じように、ゴムを隠すように毛束をとり、ぐるぐる巻きます。
毛束の先はこのくらいの長さを残しておきましょう。
次に長さを残した毛束の先をネジピンの隙間に入れ込みます。
指で隙間を通すのは難しいかもしれないので、ぼくはコーム(くし)のテール部分を使っています。
通ったら図のようにピンを下から抜き出します。
すると・・・
こんな感じで毛の中に毛先が引き込まれてほかの毛と馴染んで分からなくなります。
これでゴムが見えなくなりました。
ゴムを使う方法よりも少し難しいですが、そのぶん美しく仕上がります。
仕上げ
さてここまできたら最後の仕上げです。
とりあえず各パターンの完成図としては
↑三つ編みパターン
↑くるりんぱパターン
みたいな感じになります。
↑正面と後ろから見た図
正直今のままでもそこそこかわいいですが、ここからさらに
・毛先を軽くコテで巻く
・根元の三つ編みをほぐす
・必要に応じてスタイリング剤(スプレーやワックス)を使用する
って感じで手を加えていきます。
すると・・・
ハイ。
ハイハイ。
ハイかわいい。
手順も少なくて簡単なのに予想以上に可愛くなったので作って自分でもビックリです。
長々書きましたがこれにて全行程終了です。
おつかれさまでした!
おわりに
さて今回は新海誠監督最新作『天気の子』のヒロインである『陽菜』の髪型を再現してみましたがいかがでしたか?
陽菜の髪色はもともとブルーブラックに近いグレー系のカラーの明度を極端に落とした色ですが、手元になかったので明るめのベージュのウィッグを使いました。(ほんとはもっと近い色のウィッグで作りたかったです…)
個人的には陽菜の髪型はくるりんぱのほうがシルエットが綺麗だと思いましたがピンやらなんやらと使うと色々面倒なんですよね…
なので普段使いとしては三つ編みから作っていく方がいいのかなと思います。
まぁウィッグをカットして固めて置いておくなら三つ編みよりくるりんぱの方がぐちゃっとなりづらいし、後頭部のシルエットも綺麗になるし…
ウィッグを作成するならくるりんぱの方がいいのかなとも思いました。
作り方も簡単だし需要があればウィッグ量産してみよかな…
みなさんも陽菜の髪型簡単だしめっちゃ可愛いのでぜひぜひやってみてください!
ということで今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
終