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ロックマンXアニバーサリーコレクション。エックス1~4のあらすじと感想(ネタバレ少なめ)

はいどーもこんにちわ。ぼくです。

先日『ロックマンXアニバーサリーコレクション』についてこんな記事を書きました。

ロックマンX アニバーサリーコレクションは、ロックマンXシリーズ1~8までを最新のゲーム機で遊べるというものです。

アニバーサリーコレクションには二種類あり、シリーズの1~4までが収録されているものと、5~8までが収録されているものがあります。

今回の記事は『ロックマンX アニバーサリーコレクション』収録されているロックマンXシリーズ1~4までのゲームシステムと物語のあらすじを紹介していきたいと思います。

「アクションゲームのロックマンにストーリーの説明とかいる?」

と思ったそこのアナタ!ロックマンXのストーリーをなめたらダメですよ!?

通常の無印のロックマンと違い『ロックマンX』は物語めっちゃよく考えられているので、物語がちゃんとわかっててプレイするのと何も考えずにぼーっとプレイするのでは雲泥の差がありますよ!?

ストーリーがちゃんとわかっててプレイすれば10倍ぐらいは面白くなるはずです!!

それでは早速いってみましょう!

 

はじめに『初代ロックマン』について

まずはじめに初代ロックマンについて少し書いておきたいと思います。

200X年人とロボットが共存する世界工業用ロボット開発の第一人者であるライト博士は、家事お手伝いロボットの『ロック』とともに平和な日々のなかロボットの研究をしていた。
しかしそんなある日、ライト博士自身が作り出したロボットたちが突然暴走するという事件が各地でおきてしまう。
ロボットの暴走の原因は世界征服を企む悪の科学者『Dr.ワイリー』の仕業だと判明するが、突然の事態にとまどうライト博士は対処法を見いだせずにいた。
そんな博士の姿を見ていたロックは『自らを戦闘用ロボとして改造してほしい』とライト博士に自分の意思を伝える。
ロックの強い意志に突き動かされたライト博士は、ロックを戦闘用に改造することを決意した。
こうして戦闘用ロボット『ロックマン』となったロックは、各地で暴走するロボットを止め、Dr.ワイリーの野望を阻止すべく旅立つのであった。 

と、まあそんな感じの話が『初代ロックマン』の始まりの物語です。

しかし何故『エックス』のことを説明するはずなのに『初代ロックマン』についての説明なのか?と思う人もいると思います。が、

実はこの初代ロックマンの開発者であるライト博士こそが『エックス』を作り出した張本人なんです。

ロックマンを生み出し、『ロボット工学の父』とまで呼ばれるようになったライト博士は、後に新しい世代のロボットを開発します。

その『新しいロボット』のコンセプトは『悩み、考え、行動する』という非常に画期的なものでしたが、その画期的なシステム故に

『ロボットは人を傷つけてはならない』というロボット工学の原則を悩んだ末に否定し、人間に危害を加える

なんて事が起きるかもしれません。

人生の残り時間も少なく、後継者もいなかったライト博士はそのロボットを安全検査用のカプセルに入れ、検査が終わるまで封印することにしました。

そしてその封印されたロボットこそが、ライト博士が生前に残した最後のロボット『エックス』だったのです。

そして時は流れ100年後・・・『エックス』の物語が始まります。

 

ロックマンX

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ライト博士が新しいコンセプトのロボット『X』を封印してから100年後。
地下に封印され、安全検査が終了した『エックス』をケイン博士が発見します。
ケイン博士はエックスをもとに人間のように思考するロボット『レプリロイド』を開発し、レプリロイドたちは人間の生活をより良いものとするために社会に幅広く浸透していきます。
しかしレプリロイドたちの中にある一定の割合で人間に危害を加えようとするものが現れはじめます。
それらのレプリロイドたちは『イレギュラー』と呼ばれ、各地で犯罪を起こすようになっていきました。
そんな危機的状況を打破するため『イレギュラー』を取り締まる特殊機関『イレギュラーハンター』が結成されます。
ケイン博士によって封印を解かれたエックスは、イレギュラーハンターの一員となり、先輩であり特A級ハンターである『ゼロ』と共にイレギュラーを追う日々を過ごしていました。
そんな時、ある衝撃的な知らせがエックスのもとに届きます。
【イレギュラーハンター隊長『シグマ』がイレギュラーと化し、レプリロイドだけの理想郷を作るために人間に宣戦布告した】と。
ケイン博士の最高傑作であり、自分たちイレギュラーハンターの隊長であるシグマがその様なことをするはずがないと思いつつ、シグマを追うエックスとゼロだったが・・・・事態は予想以上に深刻なものとなっていた。
そうこれが・・・エックスとシグマの長きに渡る戦いの始まりであった。

ロックマンXの最初の作品はスーパーファミコンで発売されました。

その当時ロックマンといえば、ファミコンソフト『ロックマン5ブルースの罠』に出てきた丸っこいフォルムの心優しきロボット『ロックマン』が悪いやつらをやっつける!みたいなヒーローっぽいイメージが非常に強かったです。

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左がエックス・右がロックマン

しかしこの『ロックマンX』はそういうヒーローもののノリではなく、人類の存亡をかけた戦いにレプリロイドであるエックスが命がけで任務を遂行していくというような非常にシリアスな内容となっています。

それまで星のカービィなどの平和な世界のゲームばっかりしていたぼくにとって、オープニングのチュートリアルステージでゼロが自爆して死ぬシーンなどはかなり衝撃的でした。

今まではスライディングしか使えず、もっさりとした動きしかできなかった『ロックマン』に対し、『エックス』は頭・体・足・手・などのパーツを取得することでチャージショット(いわゆる『溜め撃ち』)の性能が上昇したり、ダッシュが使える様になるなど迫力・スピード感のある戦闘が可能となったため、ゲームシステム的にも格段に面白くなっています。

 

ロックマンX

史上最強のレプリロイド『シグマ』を退けてから半年後。
シグマの勢力が滅んだことにより一時は減少したイレギュラーだったが、なぜか再び増加し各地でイレギュラーハンターの基地を襲撃するという事件が多発していた。
基地を襲撃したイレギュラーたちのメインチップには何故か滅んだはずの『∑(シグマ)』のマークが刻まれており、謎は深まるばかりだった。
そんな矢先、怪しいイレギュラー製造工場を発見したイレギュラーハンター本部は、イレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長となったエックスに工場への潜入調査を依頼する。
工場奥に潜む巨大なイレギュラーの破壊に成功したエックスだったが、時を同じくして各地で『特A級』のレプリロイドたちの反乱が起こる。
その中にはエックスがかつて友と呼んだイレギュラーハンターの隊長たちの姿もあった。
特A級レプリロイドたちの背後にいるのは『カウンターハンター』と呼ばれる謎の3人のレプリロイドであり・・・彼らはなぜか死んだはずの『ゼロ』のパーツを所持していたのである。
かつての死んだはずの親友の手がかりを持つカウンターハンター、そして特A級のレプリロイドたちを追うエックス。
エックスは果たして仲間を取り戻し、カウンターハンターたちの背後にある闇に迫ることが出来るのか・・・

二作目のエックスはスーパーファミコンで発売されました。

前作同様8体のボスを倒し、その背後にある最終ボスまでたどり着くという感じですが、このX2は各ステージに現れるカウンターハンターを撃破し、彼らが所持する『ゼロのパーツ』を回収できるか出来ないかによって物語の展開が変化します。

パーツをすべて回収するとゼロが復活し、最終ステ―ジでお助けキャラとして登場します。

復活したゼロが見たいがために当時必死にカウンターハンターを倒しに向かった記憶があります。

カウンターハンターを倒す場合、通常のステージでボス2体を相手にすることになるので結構きつかったんですよね・・・・

ちなみにX2から『ダッシュ』は標準装備となり、前作でダッシュ性能開放のキーパーツであった『フットパーツ』は、『エアダッシュ』という空中でダッシュ出来る機能に変更になりました。

 

ロックマンX

カウンターハンターの達が現れた事件から少し後、イレギュラーハンターとして復帰を果たしたゼロは、エックスと共にイレギュラーを追う日々を送っていた。
その一方、ケイン博士の友人であり、人間とレプリロイドが共存できる平和な街『ドッペルタウン』建設の夢を持つ善良な科学者レプリロイドである『Dr.ドップラー』は、レプリロイドがイレギュラー化する原因がコンピューターウィルス『∑ウイルス』だという事を突き止める。
ドクタードップラーがイレギュラー化の原因を突き止めたことにより、イレギュラーは徐々に減少していくかに見えたが・・・しかし事態は人々の知らぬところで大きく動いていたのである。
数ヶ月立ったある日・・・Dr.ドップラーが∑ウイルスに感染したレプリロイドたちの大群を引き連れ反乱を起こしたのである。
善良な科学者の起こした事件に混乱する人々。
Dr.ドップラーをイレギュラーと認定するイレギュラーハンター本部。
本部より命令を受けたエックスとゼロは、Dr.ドップラーを止めるため出撃するのであった。

第三作目もスーパーファミコンでの発売です。

今作品から使用状況などは限られるもののゼロがプレイヤーキャラとして使えるようになりました。

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ゼロのビームサーベル『ゼットセイバー』の威力は凄まじく、ボスのHPを半分ほどごっそり削るため、当時「ゼロめっちゃ強い!!」とみんなに大人気でした。

今作ではエックスの各パーツ(頭・体・腕・足)に特殊な強化チップがつけられるようになっており、それぞれのパーツを強化できるようになっています。

※ちなみに最終ステージでパーツ全強化のチップが手に入ります。

今作ではゼロをどのように使うかによってエンディングの演出が変わったり、選択次第ではゼットセイバーをエックスが使えるようになったりと、物語の幅が広くなりました。

スーパーファミコンで発売された第三作目ということもあり、今までの作品に比べてゲームシステム、ストーリー、演出などが非常に優れたものとなっています。

 

ロックマンX

 イレギュラーを取り締まる事を目的としたレプリロイドにより構成された特殊組織『イレギュラーハンター』。
大規模な災害時などに迅速に対応するために造られたレプリロイドの軍隊『レプリフォース』。
二つの組織は互いに協力し合いイレギュラーの対策を行ってきた。
そんなある日、突如現れた大型のイレギュラーによって空中都市スカイラグーンが占拠され、地上へ落下するという大惨事が起きる。
巨大なイレギュラーにレプリフォースのマークが刻まれていた事、レプリフォースの陸軍士官である『カーネル』が現場にいたことなどから、犯行の主犯はレプリフォースでは?との疑いがかかる。
イレギュラーハンター司令部は事情聴取のためカーネルの投降を要求するがカーネルはこれを拒否、この事件をきっかけに、レプリフォース最高司令官であるジェネラルが大規模なクーデターを起こし各地を占拠するという事態となる。
これに対しイレギュラーハンター指令室はレプリフォース全体をイレギュラーとして認定。エックス、ゼロに出動の命令が下るのであった。

第4作目のエックスはPlayStationセガサターンで発売されました。

ハードが次世代機に移ったことによってグラフィックが美しくなり、エックス・ゼロのデザインもリファインされました。

この作品の特徴として、ゲーム開始時に『エックス』『ゼロ』のどちらかを主人公として選択し、そのキャラクターでエンディングまでプレイするというスタイルになっています。

これによって今までエックスが主人公としてロックマンXシリーズを率いてきましたが、今回はゼロをオープニングからエンディングまで使用することが出来ます。

ハードの性能が上がった事によりシナリオや演出についてもかなりハイレベルになっており、物語をより一層良いものにするためにアニメーションシーンの追加や、オープニング・エンディング専用テーマソングまで追加されています。

特にゼロの物語のアニメーションシーンなどは非常に深い物語となっており、物語終盤のアニメーションシーンでは何度も涙しました。

さて肝心のゲームシステムについてですが、『ゼロ』の操作方法が今までのロックマンシリーズにはない、まったく新しい物となっています。

ゼロの操作性は遠距離攻撃のエックスとは全く違い、『Zセイバー』で敵を攻撃する近接攻撃タイプのキャラとなっています。

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ロックマンシリーズでおなじみの『ボスを倒すとそのボスの能力が手に入る』というシステムも、ゼロの場合は従来通りの『武器を切り替える』というものではなく、『コマンドを入力して必殺技を出す』みたいな感じになっています。

そのためゼロの操作は非常に面白く、戦闘中のスキルエフェクトもかなりカッコいい仕上がりになっています。

ちなみに余談ですがPS版のパッケージはエックスとゼロの両名がプリントされていますが、セガサターン版のソフトのパッケージは『ゼロがひとり暗闇の中、光に照らされて立っている』というようなものになっているため、開発のカプコン自体もゼロを主役に持ってきた作品だとアピールしているように感じました。

ちなみにぼくはセガサターン版を買いました。

今までのロックマンシリーズで一番ハマった思い出の作品です。

 

おわりに

さて今回は『ロックマンX』1~4についての記事でしたがいかがでしたか?

今回紹介した1~4は『ロックマンX アニバーサリーコレクション』に収録されています。

どの作品もほんっとーに面白いので、気になった方はぜひぜひプレイしてみてください!

それでは今回はこの辺で終わりにします!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

おわり